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【朝日杯FS】角田大河騎手、ウメムスビで新人G1騎乗一番乗り!「素直にうれしい。関係者に感謝の気持ちです」

スポーツ報知
  • 2022年12月13日(火) 07時00分
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◆第74回朝日杯FS・G1(12月18日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 角田河が同期の先陣を切ってG1初騎乗を迎える。「素直にうれしい。乗せてくださる関係者に感謝の気持ちです」。G1騎乗が可能となる通算31勝には10月22日に到達。同期でライバルと認め合う今村聖奈は8月の到達で先を越されたが、G1切符は先につかんだ。「重賞はCBC賞で一緒に戦いましたし、どっちが先であろうと、頑張る気持ちは変わりません。決まった時は『やっぱり乗れるんだね』と声をかけてもらいました」。ターフを離れれば、仲のいい幼なじみだ。

 父の晃一調教師も、騎手デビューした89年にエリザベス女王杯でG1初騎乗。3着と奮闘した実績がある。「もちろん父に1年目の話を聞きます。父がいたからという言葉には負けないように。でも、父がいたからこそ恵まれた環境にいるのも事実です」。騎手時代の晃一師は01年の日本ダービーなどG1・10勝。勝負強いと評された。「父がどういう心境、展開予想でG1に乗っていたかをたまに聞きますが、一番は気持ちで勝っていたんだなと思います。そこは負けていない自信があります」と力を込める。

 今回のG1初騎乗は、細川オーナーの深い理解があってこそ実現するものでもある。ウメムスビが小倉で初勝利を挙げた際にはウィナーズサークルで細川オーナーの一家と対面。その後、細川氏の子どもたちから手紙をもらったといい、「メッチャクチャうれしかったです。保育士になった気分ですね」と目を細める。「レース当日の勝負めしは、オーナーの梅干しのおにぎりです! マイルは未知数だからこそ楽しみな面もあります」。縁に感謝し、最高の結果を出す決意でいる。

 ◆角田 大河(つのだ・たいが)2003年5月21日、滋賀県生まれ。19歳。今年3月5日に栗東・石橋守厩舎所属でデビュー。初戦の阪神1R(メイショウソウゲツ)でいきなり初白星を挙げる。12日現在、JRA通算33勝。重賞はCBC賞(シホノレジーナ14着)、新潟2歳S(タマモブラックタイ9着)、小倉2歳S(ウメムスビ7着)と3度騎乗している。兄は昨年デビューの角田大和騎手(21)。

スポーツ報知

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