12月25日に中山競馬場で行われる
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。強豪ひしめく年末の大一番に
ボルドグフーシュ(牡3、栗東・
宮本博厩舎)が
福永祐一騎手とのコンビで出走する。
ボルドグフーシュは
父スクリーンヒーロー、
母ボルドグザグ、母の父
Laymanという血統。母の父は欧州で重賞2勝を挙げた
サンデーサイレンス産駒の米国産馬。
2021年10月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。2戦目で勝ち上がり翌年3月に2勝目を挙げた。初重賞挑戦となった
京都新聞杯では直線で接触がありながらも3着に好走した。
続く一宮特別を勝利すると
神戸新聞杯に出走し、
菊花賞への優先出走権を獲得。迎えたレースでは、抜群の手応えで抜け出した
日本ダービー3着馬
アスクビクターモアとハナ差の2着となった。このレースは
ナリタトップロードが持つ阪神3000mのコースレコードを21年ぶりに更新した。通算成績は9戦3勝。
ボルドグフーシュは現在6戦連続で上がり3F最速のタイムを記録しており、いずれも3着以内。コンビを組む
福永祐一騎手は、八大競走制覇に向けて
有馬記念を残すのみ。同騎手は来年2月に現役引退となる為、今年が大偉業達成のラストチャンスとなる。
ボルドグフーシュの末脚と
福永祐一騎手のエスコートに注目である。