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ルージュクレセント(12月18日、中山3R・2歳未勝利、芝1800メートル=1着)
スタートで出遅れて13番手。後方から2番手の内で脚をため、直線に突入した。残り200メートル手前でエンジンが点火すると、一度は進路が狭くなりながらもひるまずに前へ出た。最後は外から来た
オーヴァルブルームとの一騎打ちを鼻差で制した。「最後の直線は馬の勝負根性でなんとか割って来られた。2着をかわすっていう馬の意志がありましたね」と、石川は絶賛した。
一方で返し馬については「気難しいのを感じました。我の強い女の子って感じですね。そこは改善点かなと思います」と今後へ向けての課題を挙げた。能力の高さを3戦目で見せただけに、気性面で成長すればさらなる上が望める。(恩田 諭)
スポーツ報知