中山、阪神、中京の3場開催で土曜、日曜合計10鞍が組まれた新馬戦。外厩別では山元TC、グリーンウッドが1勝を上積みし、そのほかバリエーション豊かな外厩、育成牧場経由の競走馬たちが勝ち上がった週だった。
【12月18日・阪神5R、2歳新馬、芝2000メートル、良馬場=8頭立て】
◆
マイネルラウレア(牡、栗東・
宮徹厩舎、父
ゴールドシップ、
母マイネボヌール、母の
父ロージズインメイ)498キロ、馬主=サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産牧場=ビッグレッド
ファーム
【血統】
マイネルラヴ産駒の祖
母コスモフォーチュン北九州記念を制した快速馬。半兄に
アルゼンチン共和国杯、
目黒記念、
函館記念2着の
マイネルウィルトス(牡、
父スクリーンヒーロー)がいる。
【レースVTR】道中は後方2番手。向こう正面から促しながらの追走となり、直線に入ってもなかなかエンジンがかからなかった。残り300メートルを切ってようやく加速。外を鋭く伸び、3頭による大接戦を頭差で制した。勝ち時計は2分5秒5。
【コメント】
横山武史騎手「走る馬ですが、このお父さんということもあり、敏感なところがありますね。ゲート裏では落ちそうになりました。持っているものはいいので、気持ちの部分も含めて悪い方に向かわず、順調にいってほしいですね」
【将来性】★★★
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
セリオーソ ◇17日中山5R芝2000(松風馬事センター)
アフトクラーティラ◇17日中山6Rダ1800(山元TC)
ルンナノオクリモノ◇17日阪神5R芝1200(グリーンF甲南)
テンカオーライ ◇17日阪神6Rダ1800(グリーンウッド)
ベンダバリラビア ◇17日中京5Rダ1800(吉澤ステーブルWEST)
トゥルース ◇18日中山5R芝1600(千代田牧場)
レヴィナス ◇18日中山6Rダ1200(
オークヒル
ファーム)
マイネルラウレア ◇18日阪神5R芝2000(真歌トレーニングパーク)
ユイノマチブセ ◇18日阪神6Rダ1200(新冠町)
プウスカンドゥール◇18日中京5R芝1400(
フォレストヒル)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ
スポーツ報知