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【有馬記念】栗東レポート ボッケリーニ(池江泰寿調教師)

ラジオNIKKEI
  • 2022年12月21日(水) 20時57分
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12月25日(日)に中山競馬場で行われる有馬記念(第67回グランプリ)(GI)に出走を予定しているボッケリーニ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)について、池江泰寿調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

「前回のジャパンカップは、状態も良くて期待をしていたのですが、外枠で、厳しい枠に入って、上がりも速くなってしまって、ボッケリーニには合わないレースになってしまいました。それにしても、この馬の力からすると負けすぎという印象があります。

もともと、今年の後半、下半期は、有馬記念を大目標にしていました。前走も状態は良かったのですが、前走以上のデキに持ってこられています。ジャパンカップの後は在厩で調整しました。1週前追い切りは、ジャパンカップよりも動きが良くなっていましたし、思惑通り、叩き三走目で、いい状態に持ってこられたと思いました。

本追いは先週済ませていて、今週は輸送もあり、間隔も詰まっているので、今週は微調整、フィジカルとメンタルを整えるというような内容の調教でした。活気もあって、キビキビとした動きで、良かったです。

前回は馬体を意識的に絞りました。二走前がかなり増えていて動けなかったですし、ジャパンカップの追い切りも1週前はまだ重かったので、意識的に絞ったという感じです。今回も、数字的には前回と同じぐらいで出したいです。勝負をかけた時の馬体重があのくらいです。

器用に立ち回れるタイプで、長くいい脚を使うタイプなので、東京の2400mよりは中山の方が合っていると思います。中山コースの適性は高いと思っています。願わくは内目の枠に入りたいです。コーナーも多いですしね。今年は豪華なメンバーが揃っていますし、上位に来るにはかなり厳しいレースになるとは思っていますが、逆に言えばやりがいを感じます。内目の枠が欲しいですし、好位で上手く流れに乗って、あまりスローに落とさず、早めに自分から動き出していく競馬が合っていると思います。有力馬にそういうタイプの馬がいますので、それを見ながらというのも選択肢だと思います。最終的にはジョッキーにお任せします。

JRAの競馬、最近はホープフルステークスが出来ましたが、有馬記念で締める、金杯で始まり有馬で終わる、という一連の流れの中で、私たちホースマンも一年の締めくくりとして最大の目標にしています。ファンの皆様も有馬記念を楽しみに待っている方が多いと思いますので、感動を与えられるようなレースになればと思っています。ぜひ見てください」

(取材:三浦拓実)

ラジオNIKKEI

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