12月25日(日)に中山競馬場で行われる有馬記念(第67回グランプリ)(GI)に出走を予定しているアカイイト(牝5、栗東・中竹和也厩舎)について、中竹和也調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

「前走のエリザベス女王杯は、前々走(府中牝馬ステークス)を使ったことによって、馬もしっかり仕上がりましたので、この馬らしい走りを披露できたかなと思います。去年と同じローテーションですが、その時と比較しても同じような感じで来られたと思います。去年と同じような雰囲気で来られていると思います。

追い切りは、先週も、この馬らしく、柔らかく、そしてパワフルな走りをしてくれました。先週の動きも踏まえて、きょうも一杯にやりました。今週も、先週からさらに良くなった印象を与えるような柔らかさと、力と、みなぎった走りで、非常に満足できるリハーサルでした。使われて良くなるというあたり、タフな部分もあると思います。去年よりさらに負荷をかけて、去年よりさらなる渾身の仕上げということでやってきたつもりでいます。幸騎手には追い切りに乗ってもらって、非常にいい状態だと報告を受けました。安心しています。

ファン投票もそうですが、連日、応援のメッセージの手紙をいただいたりして、改めてファンの方々の応援の気持ちがひしひしと伝わってきました。そういった意味でもしっかり管理していきたいと思います。

顔は非常にかわいい馬ですが、根性がみなぎっています。有馬記念でその根性を出して、アカイイトらしい走りを見せてくれると思いますので、また声援を送ってあげてください」

(取材：三浦拓実)

ラジオNIKKEI