中山、阪神の2場開催、24、25、28日で合計11鞍が組まれた新馬戦。外厩別では山元TCが3勝、宇治田原優駿ステーブルが2勝、ノーザン
ファームしがらき、天栄が1勝を挙げて2022年をフィニッシュした。
【12月28日・阪神5R、2歳新馬、芝1600メートル、良馬場=18頭立て】
◆
ランスオブサウンド(牝、栗東・
奥村豊厩舎、父
ディープブリランテ、
母アンジェラスキッス、母の父ゴーンウェスト)428キロ、馬主=五影慶則、生産牧場=フジワラ
ファーム
【血統】半兄の
サウンドスカイ(牡、
父ディープスカイ)は
全日本2歳優駿の勝ち馬。
【レースVTR】抜群のスタートから、好位で折り合い、4コーナーを回っても余裕の手応え。直線半ばで促されると、機敏なフットワークで坂を駆け上がり、馬群を割って追い上げた
ルカンを1馬身差で振り切った。勝ち時計は1分36秒0。
【コメント】
藤岡佑介騎手「行く馬を行かせて、2列目でスムーズに運べました。追い出してからの反応がすごく良かったです。非常にいい内容で勝てました」
【将来性】★★★ ※
奥村豊調教師は「想像よりもレースが上手でした。マイルは長いかなと思って使いましたが、選択肢が広がりました。この距離で勝ったので、来年の春に向けて順調にいけたら」と展望した。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
オックスリップ ◇24日中山5R芝1800(ノーザン
ファームしがらき)
オメガギネス ◇24日中山6Rダ1800(山元TC)
プッシュオン ◇24日阪神5R芝1800(山岡TC)
モックモック ◇24日阪神6Rダ1400(宇治田原優駿ステーブル)
トウカイラメール ◇25日中山5Rダ1200(松風馬事センター)
ペリファーニア ◇25日中山6R芝1600(ノーザン
ファーム天栄)
タガノチョコラータ◇25日阪神4Rダ1800(宇治田原優駿ステーブル)
エクローサ ◇25日阪神6R芝1400(グリーンウッド)
オールザタイム ◇28日中山5R芝2000(山元TC)
ラヴェリテ ◇28日中山6Rダ1200(山元TC)
ランスオブサウンド◇28日阪神5R芝1600(チャンピオンヒルズ)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ
スポーツ報知