64年ぶりに牝馬として
日本ダービーを制した
ウオッカ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)の優勝祝賀会が、23日に生まれ故郷である新ひだか町で開催された。
会には同馬のオーナーで、生産したカントリー牧場の代表者でもある谷水雄三氏をはじめ、角居勝彦調教師や
四位洋文騎手ら関係者300人が出席し、同馬の偉業を称えた。
谷水氏は「カントリー牧場は繁殖牝馬20頭程度の小さな牧場ですが、夢を失わずにコツコツと積み重ねた努力の結果。今でも信じられない気持ちで一杯ですが、これが競馬の面白さであり、競馬の競馬たるゆえんかもしれません」とあいさつして、日高地区としては最多となる4度目のダービー制覇を振り返り、感激を新たにしていた。
ウオッカは現地時間10月7日(日)の
凱旋門賞(仏G1・芝2400m)を目標に栗東で調整中。今後は8月18日に美浦へ移動し、検疫終了後の25日に成田空港から出発予定。渡仏後は9月16日のヴェルメイユ賞(仏G1・芝2400m)、または同日のニエユ賞(仏G2・芝2400m)を
ステップに
凱旋門賞へ向かう予定となっている。