中京11Rの第57回
シンザン記念(3歳GIII・芝1600m)は2番人気
ライトクオンタム(
武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒7(良)。1馬身差の2着に3番人気
ペースセッティング、さらに1馬身差の3着に4番人気
トーホウガレオンが入った。
ライトクオンタムは栗東・
武幸四郎厩舎の3歳牝馬で、
父ディープインパクト、
母イルミナント(母の父
Quality Road)。通算成績は2戦2勝。
レース後のコメント
1着
ライトクオンタム(
武豊騎手)
「初めて乗せてもらいましたが、良い馬ですね。(ゲートの)中で落ち着きがなくて、飛び上がるようなスタートになりました。あれでペース(位置取り)を切り替えました。(道中は)外に逃げて走っていました。直線にかけるしかなかったのですが、
ゴーサインを出して、よく反応してくれました。かなり素質があると思います。
ディープインパクト産駒で、まだ2回目(のレース)ですからね。楽しみです。
(自身の37年連続重賞制覇についての質問に)まあ、SDGsな感じで良いんじゃないでしょうか(笑) 今日は勝ててうれしいですし、この調子で頑張って、いっぱい勝ちたいですね」
2着
ペースセッティング(B.ムルザバエフ騎手)
「距離はここが限界だと思います。1600mまでの馬だと思います。(これまでのレースの)映像を見て、逃げるレースをしました。良いペースでしたが、勝った馬の切れが上でした。よく頑張っています。良い馬です。残念です」
3着
トーホウガレオン(
福永祐一騎手)
「間が空いていたからか、少し気負っている感じがありました。レースは上手に走ってくれました。随所に若さはありますが安定感があるので、少しずつ大人になってくれればと思います」
4着
スズカダブル(
鮫島克駿騎手)
「前がオーバーペースだと感じたので、マイペースを守って進めました。2着の馬が渋太く、捕まえに行くときは良い動きをしていたのですが、最後はこちらが脚が上がって、後ろに交わされてしまいました。立ち回りは思い描いていた競馬ができましたが、マイペースを守るのに、おさまりづらいところがありました」
5着
サンライズピース(
和田竜二騎手)
「ペースが速くなるなら、もう少しジッとしていても良かったかもしれませんね。長く良い脚を使うから(動きました)。来てくれていますが、最後は止まりました。時計的なものなのかどうかはわかりませんけど。少頭数なのは良かったです。もう少し(前との差を)詰めたかったですね」
6着
シンゼンイズモ(
浜中俊騎手)
「
テンションが高く、返し馬からコントロールが利きませんでした。ずっと滞在競馬で、輸送競馬が初めてでしたし、間隔も空いていましたし、色々な要素が絡んでいたと思います」
7着
クファシル(D.
イーガン騎手)
「2番手から馬は気持ち良く走っていました。直線も手応え良く回ってきましたが、ラスト300mぐらいで疲れてしまいました。1200mや1400mの馬なのかもしれません。ポテンシャルは高く、まだ馬は若いですが、短距離路線で活躍できる馬だと思います」
ラジオNIKKEI