優勝馬には、
フェブラリーステークスへの優先出走権が付与されるレースで、過去10年の間に13年
グレープブランデー、15年
コパノリッキー、そして19年の
インティがこのレースとフェブラリーSを連勝している。GI競走の
チャンピオンズカップと同じ舞台で行われる別定重量のGII戦。本番前の1戦とはいえ、強い馬が有利なレースだ。
◎
ハギノアレグリアスは、
みやこSの2着馬。3歳7月から秋にかけて古馬混合戦を3連勝を記録したときから重賞級と言われていたが、屈腱炎により1年8か月という長期休養を余儀なくされてしまった。それでも休養明け2戦目でオープン特別を勝ち、前走では前崩れの展開の中で、
オメガパフュームの末脚を封じ込めるのだからたいしたものだ。中京コースは2戦2勝。今回は、前走よりもさらに激しくなりそうメンバー構成だけに位置取りもポイントになりそうだ。
〇
ウェルカムニュースは2歳時の
もちの木賞で
クラウンプライドの2着。そして約半年の休養のち、竹田城Sを勝ってオープン入り。今回が重賞は初挑戦となる。大型馬だが、スピードがあって器用なレースができるうえに並んでからが渋太い。これまでのレース内容からは奥深さを感じさせる1頭だ。今回はいきなりの相手強化となるが、この馬自身もまだ伸びしろもありそう。不安よりも楽しみの方が大きく、長い目で見たい1頭だ。
▲
サンライズウルスは
ベテルギウスSの優勝馬。スタートにまだ不安を残すものの、前走では相手が大きく体重を増やしていたとはいえ
ハヤブサナンデクンを問題にせず、3走前の
太秦Sでは出遅れたうえにレース中に不利を受けながらも
ハギノアレグリアスから0.2秒差2着。使われながら、少しずつでも体重を増やしているのは好感で、まだレースぶりには幼さを残すものの力強い末脚には磨きがかけられている。まだ重賞では良い結果を残せていないが、楽しみな逸材だ。
△
プロミストウォリアにとっては登録段階で名前があった
サルサディオーネの回避により、展開面では利がありそうだ。大型馬で骨折などもあって出世が遅れたものの【4-1-0-1】の成績が示すように能力はA級。すでに6歳ではあるが、このあとも順調にレースを使っていけるようなら楽しみが広がる。
△
ハヤブサナンデクンの前走は10kg増でデビュー以来の最高体重というのも影響したか。当日の体重にも注意を払いたい。末脚鋭い△
スマッシングハーツや△
クリノドラゴンなども展開ひとつで浮上してきそうで混戦模様の1戦だ。