現地時間1日、英・
グッドウッド競馬場で行われたサセックスS(3歳上、英G1・芝8f)は、L.デットーリ騎手騎乗の4番人気
ラモンティ Ramonti(牡5、英・S.ビン・スルール厩舎)が、中団追走から直線半ばで抜け出し、外から差を詰めた1番人気
エクセレントアート Excellent Artの追撃をアタマ差封じて優勝した。勝ちタイムは1分37秒62(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には3番人気ジェレミー
Jeremyが入り、UAEダービー(首G2)を圧勝して以来約4か月ぶりの出走となったアジアティック
ボーイ Asiatic Boyは2番人気に推されるも4着に終わった。
勝った
ラモンティは、父
Martino Alonso、
母Fosca(
その父El Gran Senor)という血統の仏国産馬。05年5月にイ
タリアでデビューし、3歳時は伊2000ギニー(伊G2)を制したほか、伊ダービー(伊G1)2着などクラシック戦線で活躍。昨年10月のヴィトリオディ
カプア賞(伊G1)でG1初勝利を挙げた。昨年末の
香港マイル(香G1)3着後に現厩舎に移籍。初戦のロッキンジS(英G1)こそ2着に惜敗したものの、前走の
クイーンアンS(英G1)で移籍後初勝利を挙げていた。通算成績16戦10勝(重賞6勝)。