スマートフォン版へ

【種牡馬考察】サトノアラジン産駒は牡と牝で適性が正反対!? 芝ダート替わりで要注意

  • 2023年02月01日(水) 14時15分
 牡と牝で得意なステージが異なる種牡馬は意外に多い。しかしながら、サトノアラジンほど極端なパターンは珍しいだろう。

 通算成績を見ると一目瞭然だ。牡馬&騙馬は芝で[0-3-6-101]と未勝利。一方、ダートでは[21-11-23-148]の勝率10%、複勝率27%と悪くない成績を残している。とりわけダート1800mでは[15-7-8-60]の勝率17%、複勝率33%。単勝回収率は184%だから、積極的に買える。具体例を挙げれば、先週日曜の中京2R・3歳未勝利(ダ1800m)では初ダートのサトノアラジン牡駒、マルベリーシチーがV。前走は芝1400mで15着に大敗していたが、鮮やかな一変を決めた。このような牡馬の芝→ダート替わりには要注意したい。

 一方、牝馬は芝で[13-5-11-101]の勝率10%、複勝率22%。アベレージは高くないが、回収率は単複ともに100%を超える優秀な数字を残している。しかし、ダートでは[2-1-5-68]の勝率3%、複勝率11%。牡馬の芝ほど悪くはないが、馬券を買うのは控えた方がいいだろう。

 サトノアラジンはシャトル種牡馬としてニュージーランドでも繋養されており、牡馬のグランドインパクトとセイクリッドサトノが芝の重賞を制している。それだけに“牡馬は芝が全くダメ”というわけではないが、少なくとも日本では迷わず消し。「サトノアラジン産駒は牡馬がダート、牝馬が芝」と覚えておいて損はないはずだ。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す