2月1日に
川崎競馬場で行われた
川崎記念(4歳上・JpnI・ダ2100m)。レースは、
横山和生騎手騎乗の2番人気
ウシュバテソーロが1番人気
テーオーケインズに半馬身差をつけ勝利した。
ウシュバテソーロは父
オルフェーヴル、
母ミルフィアタッチ、母の
父キングカメハメハという血統。2019年8月にデビューして以降、芝のレースで走り続けてきたが、キャリア23戦目の
横浜Sでダート転向。その後わずかダート6戦で
東京大賞典と
川崎記念を連勝し、一気にダート中距離界の頂点に上り詰めた。
これまでに
東京大賞典と
川崎記念を連勝した馬は、それぞれがダート2000mとダート2100mで施工されるようになった1998年以降でわずか5頭。
アブクマポーロ、
アジュディミツオー、
カネヒキリ、
スマートファルコン、
ホッコータルマエといったダートの名馬が名を連ねる。
ダート転向わずか6戦で歴代ダートの名馬の実績に肩を並べかけようとしている
ウシュバテソーロ。もはやそのポテンシャルは疑う余地もない。今後はドバイ遠征も選択肢に入っているとのことで、更なる活躍を期待せずにはいられない。