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【地方競馬】佐賀のヒストリーメイカーが白鷺賞制覇 地元ジンギの3連覇を僅差で阻止

デイリースポーツ
  • 2023年02月02日(木) 18時13分
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 「神戸新聞杯 白鷺賞」(2日、姫路)

 開催3日目の11Rで行われ、1番人気で佐賀から遠征のヒストリーメイカーが、最終3角先頭から押し切って初制覇した。2着は2番人気の地元ジンギが頭差で敗れ、3連覇を阻まれた。3着は4番人気で高知のグリードパルフェが続いた。

 ヒストリーメイカーが実績通りの力を発揮した。JRAではG3で2着4回のオープン馬。「九州の果てまで来る馬ではない。負けられない戦いだった」と手島勝師。昨年11月のみやこS・G3後に馬主から移籍の打診があり、12月に東京大賞典・G1の選考から外れると決定した。

 レースは、エイシンアンヴァルが逃げてジンギが3番手につけると、ヒストリーメイカーも4番手でマーク。向正面で外への進路をふさがれて先に仕掛けた。「ジンギはこちらが動くの待っていた。自分の馬が強いと切り替えて、相手の思うツボにならないようにした」と石川慎。最終3角で先頭に立つと、最後はジンギの猛追を頭差で退けた。

 転入初戦が西日本地区交流重賞制覇。「馬主からチャンスをもらえたので、大きいところを狙いたい」と指揮官。次走は地元・佐賀のはがくれ大賞典(3月12日)を予定。ジンギの僚馬エイシンニシパが直近5年で4勝を挙げている。「ずっと兵庫の馬にやられていたので」と必勝を誓う。

 一方で、ジンギの3連覇はならなかった。先に抜け出したヒストリーメイカーを最終3角から猛追したが、頭差で及ばなかった。「スタートの出方は良かった。ただ、道中の行きっぷりはそれほどではなかった。ズルさが出てきたのを感じたが、最後はよく伸びていた」と田中学。勝負強さを誇ってきた名馬が競り負けを喫した。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント 2件

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  • バンバ・ラルさん

    今日は休みだったのでリアルタイムで見れた。素晴らしいレースをありがとう。良いレース見れてとてもラッキーだった。

  • KPダイちゃんさん

    石川ジョッキーはとても上手に乗ったと思います。
    田中学さんが仕掛けるタイミングをしっかり確認して
    ヒストリーメイカーを最後の直線で
    少しづつ外ラチに向けて走らせ
    ジンギの最後の伸び足を封じたように見えました。
    佐賀からも強い仔が出てきました。
    各地方競馬のレベルがここ数年でかなり上がっていると感じます。
    とても良い事だと思います。
    ヒストリーメイカーの関係者の方々
    おめでとうございます。

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