現地時間6日、米・サラトガ
スプリングスで、07年度の“米国競馬の殿堂”授与式が行われた。
今回受賞したのは3頭の名馬と5人のホースマンで、現在、日本で種牡馬生活を送っている
シルバーチャーム(牡13)や、先日、現役引退を発表したホセ・サントス騎手(46)ら。今回の受賞馬、受賞者は以下の通り。
◆
シルバーチャーム Silver Charm(1994-)
競走馬、種牡馬。97年
ケンタッキーダービー、
プリークネスSの2冠、98年ドバイワールドCを制覇。現在は北海道静内の日本軽種馬協会静内種馬場で繋養されている。
◆スウーンズサン
Swoon's Son(1953)
競走馬、種牡馬。56年アメリカンダービーなど51戦30勝。種牡馬としてはニューヨーク牝馬3冠の名牝クリスエバート
Chris Evertを出した。
◆マムズコマンド
Mom's Command(1982-2007)
競走馬、繁殖牝馬。85年に
エイコーンS、マザーグースS、CCA
オークスを制し、史上6頭目となるニューヨーク牝馬3冠を達成。
◆ホセ・サントス Jose Santos(1961-)
騎手。
ファニーサイド Funny Cideで03年
ケンタッキーダービーを制すなど4600勝以上の勝利を挙げた。88年にエクリプス賞最優秀騎手賞を受賞。先月、現役引退を発表した。
◆ジョン・セラーズ John Sellers(1937-)
騎手。60年代に活躍。
キャリーバック Carry Backで61年
ケンタッキーダービー、
プリークネスSなどを制覇。
◆ヘンリー・
フォレスト Henry Forrest(1907-1975)
調教師。66年の
ケンタッキーダービー、
プリークネスSの2冠を制した
カウアイキング、68年の同2冠馬
フォワードパスを管理。2頭はいずれも輸入種牡馬。
◆ジョン・ヴェイチ John Veitch(1945-)
調教師。78年ト
ラヴァーズSなどを制し、後に種牡馬として大成功したアリダー
Alydarなどを管理。03年に調教師引退。
◆フランク・マッケイブ Frank McCabe(1859-1924)
調教師。1880年代に活躍。1886年~1888年に
ベルモントSを3連覇。