サトノクラウン産駒の
タスティエーラ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)が、
共同通信杯(3歳、GIII、東京芝1800m)で重賞初制覇を狙う。
同じく堀厩舎に所属し、GI2勝を挙げた父の代表産駒となるにふさわしい逸材だ。昨年11月の新馬(東京芝1800m)は番手から抜け出して3馬身半差の圧勝。ペースを考慮すれば勝ち時計の1分47秒2も優秀だが、何よりも上がり3Fを11.2-11.1-11.2でまとめたことが秀逸。まさにクラシック候補というべき走りだった。
父は新馬(東京芝1800m)→東京スポーツ杯2歳Sとデビュー2連勝。息子もレースこそ違うが、東京芝1800mの新馬を勝ち、同じコースの重賞にチャレンジすることとなった。ここを勝って一歩近づくと同時に、父が果たせなかったクラシック制覇に弾みをつけたい。