現地時間4日、アメリカのサンタ
アニタ競馬場で
ロバート・B・ルイスステークス(米G3)が開催。出走した4頭すべてがアメリカ・B.バ
ファート調教師の管理馬だった。
勝利したのは、L.デットーリ騎手が手綱を執ったイントゥミスチーフ(
Into Mischief)産駒の3歳牡馬
ニューゲートで、これが重賞初制覇。バ
ファート師は、11戦9勝の2015年米
年度代表馬アメリカンファラオ(
American Pharoah)やG1・4勝の
アロゲート(
Arrogate)などを管理した世界的な名伯楽である。
同レースは、
ケンタッキーダービー(米G1)の前哨戦として、上位馬にダービー出走に繋がるポイントが与えられる。しかし、バ
ファート師は2021年
ケンタッキーダービー(米G1)にて、1位入線したメディーナスピリット(
Medina Spirit)から禁止薬物が検出された問題により、ダービーの舞台である
チャーチルダウンズから2年間の出走停止処分を受けている。これにより、今回のポイントは加算されないこととなった。
出走停止処分の差し止めを求めるバ
ファート師と
チャーチルダウンズの訴訟騒動は今も続いており、今後の動きにも注目である。