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【共同通信杯レース後コメント】ファントムシーフ C.ルメール騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2023年02月12日(日) 18時05分
東京11Rの第57回共同通信杯(3歳GIII・芝1800m)は3番人気ファントムシーフ(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分47秒0(良)。1馬身1/4差の2着に5番人気タッチウッド、さらにクビ差の3着に1番人気ダノンザタイガーが入った。

ファントムシーフは栗東・西村真幸厩舎の3歳牡馬で、父ハービンジャー、母ルパン2(母の父Medaglia d'Oro)。通算成績は4戦3勝。

レース後のコメント
1着 ファントムシーフ(C.ルメール騎手)
「初めてコンビを組みましたが、スタートを一番気をつけました。前走は遅いスタートでしたから。今日は良いスタートで良いポジションにつけられました。

 道中は冷静に走り、リラックスして息が入りました。手応え良く、直線の入り口で段々とペースアップして長く脚を使って伸びました。最後まで止まらずよく頑張りました。スタミナがあります。乗りやすく能力がある馬です。この上のレベルでも勝負できると思います」

(西村真幸調教師)
「中山でも3歳の重賞はありましたが、東京コースの方が合うと思ってこちらを選択しました。前走のホープフルSは内枠でスタートで遅れて後ろからになりました。

 ルメール騎手にはとにかくスタートを決めてくれと言っていました。スタートを決めて、行く馬を行かせて2番手から思い通りの形になりました。跳びが大きく広いコースの方が合いますのでダービーの方が合うと思いますが次についてはオーナーがどう考えるかです」

2着 タッチウッド(T.バシュロ騎手)
「ゲートでバタついて立ち上がる形になりました。一緒に出ていれば、もっと良い勝負になったと思います。気分良く行かせた方が、と思って、あの形を選びました。良い脚を使っています。まだ子どもらしく物見をしています。経験が浅い中、この競馬をしてくれましたし、子供らしいところがしっかりしてくれば、良い競馬ができると思います」

3着 ダノンザタイガー(国枝栄調教師)
「これも競馬ですからね......。うまいことスッキリ走れませんでした。最後の最後に来ましたけどね。馬の状態を確認して、今後のことを考えます」

4着 タスティエーラ(福永祐一騎手)
「理想を言えば、勝ち馬の後ろで、と思いましたが、流れに乗って上手に走れました」

5着 ウインオーディン(横山和生騎手)
「よく頑張ってくれました。先を見据えての返し馬、ゲート裏、道中の運びでした。この枠順で中途半端になるよりは、と思って、下げ切って後ろから運びました。まだハミ受けが浅いところはありますが、狭いところを縫って伸びてくれましたし、坂もこの馬なりにクリアしてくれました。この経験は先々に活きると思います」

ラジオNIKKEI

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