22年シーズンを通じて岩手競馬で活躍した優秀馬や騎手、厩舎関係者の栄誉を称える「2022　IWATE　KEIBA　AWARDS」が14日、盛岡市内のホテルで開催された。

　シアンモア記念制覇、マーキュリーカップ3着などが評価され、年度代表馬と4歳以上最優秀馬の2冠に輝いたヴァケーション(牡6＝畠山)の馬主・鈴木雅俊氏は「本当にうれしいです。畠山厩舎の皆さまに感謝しています」と受賞を喜んだ。主戦の村上忍も「レースに対する集中力が素晴らしい。凄く頭のいい馬だなと感じています」とヴァケーションへの思いを語った。また騎手部門では山本聡哉(水沢)が岩手競馬所属騎手の年間最多勝利記録を更新する216勝の快挙を達成し最優秀勝利回数、最優秀勝率賞、最優秀賞金収得賞を受賞。

　馬事文化賞は盛岡馬っこ文化伝承会が受賞。盛岡の馬事文化の保存と伝承に取り組んでいることが評価された。

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