東京11Rの第73回
ダイヤモンドステークス(4歳以上GIII・芝3400m)は2番人気
ミクソロジー(
西村淳也騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分29秒1(良)。クビ差の2着に13番人気
ヒュミドール、さらに2馬身差の3着に1番人気
シルブロンが入った。
ミクソロジーは栗東・
辻野泰之厩舎の4歳牡馬で、父
オルフェーヴル、
母スターエンジェル(母の
父アフリート)。通算成績は10戦5勝。
レース後のコメント
1着
ミクソロジー(
西村淳也騎手)
「ゲート入りで迷惑をかけましたが、中では落ち着いていて、良いスタートを切れました。向こう正面で
ルメール騎手の馬(
シルブロン)についていって、直線はヨレましたが、これならと思いました。未勝利から乗せていただきましたが、馬は成長していて、関係者の皆さんに感謝しています。このまま順調にいけば大きなレースでも頑張ってくれると思いますし、何事もなくいってほしいです。栗東は雪で調整も大変だったと思いますが、関係者の皆さんが手を尽くしてくれたことに尽きます。僕は乗っていただけです」
2着
ヒュミドール(
田辺裕信騎手)
「惜しかったです。ゲートに不安のある馬でいつもは後ろの方からになっていましたが、今日はスタートをスッと上手く出て、いつも以上に良い位置で脚をタメられました。前回直線まで良い手応えでも、追ってもう一つだったので、使った方が...という感じはしていました。自分の思っていた良い方に出てくれました」
(
小手川準調教師)
「去年の秋は不甲斐ないレースが続いていて、考えたくはなかったですが、年齢的な面で衰えもあるのかなと思っていましたが、
中山金杯で田辺騎手が乗ったときに『衰えはないですが、馬が変化してきていて、長い距離の方が良いのでは』という声に背中を押されました。衰えの可能性を考えて、馬に申し訳なかったです。まだ馬は良くなると思います。厩務員も『もう一段上がある』と言っていました。3度目の重賞2着ですし、どこかでタイトルを取らせなければと思っています」
3着
シルブロン(C.
ルメール騎手)
「凄く良い競馬をしてくれました。良い手応えでしたが、直線坂を上ってからちょっと一杯になりました。でも精一杯走ってくれました。もうちょっとタフになれると思います」
4着
ベスビアナイト(
石橋脩騎手)
「今日は大外枠がどうかなと思いましたが、ブリンカーが効いていました。スタートで隣に馬がいなくて右へ逃げるような感じになって、切り替えてじっくり乗りました。道中はブリンカーの効果でハミを取って、集中して走っていました。最後まで根気よく走ってくれました」
5着
レクセランス(T.バシュロ騎手)
「良いレースが出来ませんでした。スタートが遅くて、ペースが遅かったので少しずつ上げて行きましたが、外を回る形になってしまいました。本当は内に入れたかったのですが、スペースがなかったです。でもしっかり馬は走ってくれました。距離は少し長いかも知れません」
10着
スタッドリー(J.モレイラ騎手)
「スタートは良かったのですが、行きたがる馬を抑えることができませんでした」
ラジオNIKKEI