1993年の
日本ダービー馬
ウイニングチケットが、2月18日に疝痛のため33歳で死亡したことがわかった。繋養する『うらかわ優駿ビレッジAERU』が、自身のツイッター上で同日に発表した。
ウイニングチケットは
父トニービン、
母パワフルレディ、母の
父マルゼンスキーという血統。半弟には重賞2勝の
ロイヤルタッチがいる。
1992年9月にデビューし、2戦目で勝ち上がり。そこから4連勝で
弥生賞を制すと、
皐月賞では1番人気に支持されたがここでは4着に敗れた。大一番・
日本ダービーも1番人気に支持され、
ビワハヤヒデや
ナリタタイシン相手に勝利を収め、世代の頂点に立った。通算成績は14戦6勝。
現役引退後は種牡馬になり、1999年
フェアリーS覇者
ベルグチケットなどを送り出した。
【繋養先のコメント(抜粋)】
「あまりに突然の事で、心の整理がついておりません。献花台など詳細につきましては、明日2月19日にSNSや公式ホームページでお知らせしたいと思います。
アエルにやってきたのは2005年。18年間たくさんのファンの方に元気な姿を見せてくれて、たくさんの笑顔や元気を私たちに与えてくれました。
33年間も長生きしてくれた事に本当に感謝です。そんな馬と共に過ごせたことは本当に宝でした」