◇G1・
フェブラリーS(2023年2月19日 東京ダート1600メートル)
JRAの23年G1開幕戦、
フェブラリーSは
レモンポップ(牡5=田中博)が制し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分35秒6。
レモンポップは父レモンドロップキッド、母アンリーチ
エイブル(母の父ジャイアンツ
コーズウェイ)の血統で通算11戦8勝。重賞は前走
根岸Sに続いて連勝となった。
騎乗した坂井は22年朝日杯フューチュリティS以来の
JRA・G1通算3勝目。「チャンスをいただけたので何とか結果で応えたいと思っていた。ホっとしている。追い出してから苦しい形だったと思うけど、最後まで脚を使ってくれた。精神的にドッシリしているので、馬が『緊張しなくていいよ』と言ってくれている感じ。僕は乗っているだけ」と話した。田中博師は歓喜のG1初勝利を挙げた。
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フェブラリーS 1984年に創設されたG3「フェブラリーハンデキャップ」が前身。94年に負担重量がハンデから別定に変更されるとともにG2に格上げされて、現在の名称に変わった。97年に
JRAで初のダートG1に格上げとなって、別定から定量に変更。99年には岩手の
メイセイオペラが地方馬として初制覇した。
スポニチ