昨年、日本に初来日したドイツのリーディングジョッキーB.ムルザバエフ騎手が、今月5日で短期免許の期間を終える。
同騎手は2022年12月17日から30日までの期間で、初めて日本で短期免許を取得。
ホープフルS(GI)を
ドゥラエレーデで勝利した。今年1月7日から再び短期免許を取得し、
プロミストウォリアとのコンビで
東海S(GII)を、
ヒンドゥタイムズとのコンビで
小倉大賞典(GIII)を勝利する活躍をおさめた。23年は15勝を挙げ、今月2日時点では全国リーディング10位につけている。
今週の重賞は中山競馬場で行われる
オーシャンS(GIII)の
スンリと、
弥生賞ディープインパクト記念(GII)で
セッションに騎乗予定。同騎手と
スンリは前走初めてコンビを組んで勝利。
セッションは
若駒S(L)の3着馬で、今回が初騎乗となる。
特に芝中距離で好成績を残すムルザバエフ騎手は、芝2000mは[1-6-4-11]。連対率は31.8%、複勝率は50.0%を誇っている。中山競馬場自体の騎乗は少ないものの、成績は[2-1-1-5]で複勝率は44.4%。安定した成績を残していることがうかがえる。ドイツの名手が最終週も重賞の舞台で躍動するのか、是非注目したい。