スマートフォン版へ

【金鯱賞】中京4戦4勝のヤマニンサルバムに浜中俊騎手が手応え「重賞を勝ったりするような、期待を持てる馬」

スポーツ報知
  • 2023年03月09日(木) 07時00分
2 26
金鯱賞追い切り(8日、栗東トレセン)

 4戦4勝の中京マイスターが強敵撃破をもくろむ。第59回金鯱賞・G2(12日、中京=1着馬に大阪杯への優先出走権)で重賞初挑戦するヤマニンサルバムは、栗東・坂路でフォイアーロート(5歳3勝クラス)を4馬身追走する形での最終追い。楽々と並びかけると、最後まで持ったままで53秒3―12秒1のタイムで首差先着した。「重賞だからといって、変わったことはしません。いつも通りのメニューですが、動きは良かったです」と管理する中村調教師は冷静にうなずいた。

 昨年2月で解散した浅見厩舎からの転厩時は3戦未勝利の身だったが、「来たときから期待していました」とトレーナー。昨年5月の1400メートルでの初勝利以降、「レースぶりが距離が延びても良さそうだったので」と中距離での資質を見抜いて起用し、勝ち上がってきた。

 昨年暮れから今回と同じ中京の2000メートルで2連勝し、オープン入り。続く前走の白富士S(3着)は窮屈な位置での競馬を強いられてしまった。4戦連続のコンビとなる浜中は「スムーズではないのに差のない競馬で、(オープンでも)やれると感じた」と振り返る。続けて「重賞を勝ったりするような、期待を持てる馬。気に入っている馬だし楽しみ」と相棒への期待は大きい。

 昨年は厩舎開業一年目で17勝を挙げた中村厩舎。同時期開業の調教師5人の中でトップの数字で、今年もすでに6勝と勢いがある。そんな新進気鋭の44歳が送り込む充実期の4歳馬。初の重賞制覇も決して夢ではない。(山下 優)

スポーツ報知

みんなのコメント 2件

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す