ハーツクライ22歳で死す 05年有馬記念でディープインパクトを撃破
05年
有馬記念と06年
ドバイシーマクラシックを制した
ハーツクライが9日、社台スタリオン
ステーションで死んだ。22歳だった。10日、
JRAが発表した。
ハーツクライは
父サンデーサイレンス、
母アイリッシュダンス、母の
父トニービンの血統。現役時代は19戦5勝。04年に
京都新聞杯で重賞初制覇。その後は勝ち切れないレースが続いたが、05年の
有馬記念で圧倒的1番人気の
ディープインパクトを下してGI初制覇。翌06年には
ドバイシーマクラシックを制し、
キングジョージVI世&
クイーンエリザベスSでも3着に健闘した。
現役引退後は北海道安平町の社台スタリオン
ステーションで種牡馬となり、
リスグラシューや
ジャスタウェイ、
ドウデュースなど、多くの活躍馬を輩出した。20年に種牡馬引退後も同スタリオンで功労馬として過ごしていた。