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【阪神SJ予想】先行力が不可欠となる中山グランドジャンプへの重要な前哨戦

  • 2023年03月11日(土) 06時35分
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 過去の勝ち馬にオジュウチョウサンメイショウダッサイなどが名を連ねるレースで、中山グランドジャンプへの重要な前哨戦という位置づけのレース。3900mという距離に14の障害が用意されスタミナと底力を競うが、最終障害がゴール前約200mのところに設けられており、先行力は不可欠だ。

 ◎ゼノヴァース東京ハイジャンプの優勝馬。中山大障害も2着と健闘している。武器はスピード。新潟ジャンプSではレコードタイムを記録したホッコーメヴィウスに0.1秒差まで迫っている。前走の中山大障害では早めにスパートしたニシノデイジーを捕まえきれなかったが、それでも2着を確保。スピードを武器にする本馬にとってタフな障害コースはベストとはいえない舞台だったが大健闘といえる内容だった。今回は雪辱を期す。

 〇ニシノデイジー中山大障害の優勝馬。大障害コースはもちろん、中山コースも初めてで、しかも障害転向4戦目だったことを考えれば、その勝利は高く評価できる。さすが札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳Sを連勝し、ホープフルS3着。クラシックの有力候補と言われた馬だ。初めてコンビを組む石神深一騎手の手綱さばきにも期待したい。

 前走までニシノデイジーとコンビを組んでいた五十嵐雄祐騎手が引き続き手綱を取る▲ミッキーメテオはイルミネーションジャンプSの優勝馬。障害転向初戦で3着したくらいだからジャンパーとしての素質はあったのだろうが気性的に不安定なところがあり、人気に応えられないレースを続けてしまっていた。それが、ブリンカーを装着するようになって一変。初勝利は後続に3.8秒差。前走もアサクサゲンキ以下に10馬身の差をつけた。さらに相手強化で試金石の1戦だが不安よりも楽しみのほうが大きい。

 △レオビヨンドは昨年の2着馬。一昨年の中山大障害では勝ったオジュウチョウサンから離されていたとはいえ3着という実績もある。順調さを欠いたのはマイナスだが、無視できない能力の持ち主だ。

 同じことは、20年中山大障害2着、一昨年の中山グランドジャンプ2着△ケンホファヴァルトにもいえる。前走の中山大障害は早めに先頭に立ったところをニシノデイジーに交わされてリズムを崩してしまったので参考外。その実績には一目を置きたいところだ。

 逆に底を見せていない魅力は△ロードアクア。初の重賞挑戦としては骨っぽい相手だが、どこまで通用するのかも注目だ。

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