阪神8Rの第25回
阪神スプリングジャンプ(障害4歳以上J・GII・芝3900m)は10番人気
ジェミニキング(
小野寺祐太騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分21秒6(良)。3馬身半差の2着に4番人気
ロードアクア、さらに5馬身差の3着に1番人気
ニシノデイジーが入った。
ジェミニキングは栗東・服部利之厩舎の7歳セン馬で、父
トランセンド、
母ピシーズクイーン(母の
父アグネスデジタル)。通算成績は30戦8勝。
レース後のコメント
1着
ジェミニキング(
小野寺祐太騎手)
「初めての騎乗でしたが、1ヵ月前から調整してきましたし、レースを見ていて力があるのはわかっていました。このメンバーでどれくらいやれるか楽しみにしていましたし、力をしっかり出し切る競馬をした事が良かったです。このメンバーを相手に勝ち切ったのですから、次は自信を持って臨みたいと思いますし、チャンスを生かして頑張っていきたいと思います。(自身の重賞初制覇について)14年間騎手をやってきて、やっと重賞を勝つところまで来たという実感と、厳しい道のりでしたが勝てて嬉しいですし、2回、3回と、また勝っていきたいと思います」
2着
ロードアクア(
難波剛健騎手)
「本当に悔しいです。初めての距離でしたが、先手をとっていつも通りに逃げて、いいペースかと思いましたが、最後は距離なのか内をすくわれて、パタッと止まってはいませんが、甘くなってしまいました。力がある事は証明できましたが、勝ち馬も自分が乗ってきた馬、悔しいです」
3着
ニシノデイジー(
石神深一騎手)
「折り合いがつくかと思ったのですが、ペースが落ちて掛かり気味に進んだぶん、最後に脚が上がった感じです。今回は
ファーストコンタクトで掴み切れない部分もありましたから、次は修正して臨みたいと思います」
4着
ミッキーメテオ(
五十嵐雄祐騎手)
「体もしっかり仕上がって雰囲気はとても良かったです。この強いメンバーでしっかり競馬をして、逃げ馬も軽視できない存在でしたから、自分からプレッシャーをかけながらの競馬をしました。前哨戦として内容は悪くなかったと思いますし、次は無事なら期待していけると思います」
5着
ゼノヴァース(
森一馬騎手)
「前半、前走より力む面があり、今日は
バランスよく飛越する事が少なかったので、そのぶんラストがしんどくなった感じです。まだ成長途上ですし、そのあたりが解消できればと思います」
ラジオNIKKEI