「
大阪杯・G1」(4月2日、阪神)
23年の始動戦となる
ジャックドールが15日、栗東坂路で2週前追い切り。単走ながら迫力に満ちた力強い脚さばきで加速ラップを刻み、4F51秒3-37秒0-11秒6の好タイムをマークした。藤岡師は「まだ余裕があるから1週前も強めにやるけど、きょうの時計も動きもさすがといった感じやね」と満足そうにうなずく。
金鯱賞まで5連勝と上昇気流に乗って挑んだ22年は5着。賞金加算のため、直前まで間隔の詰まったローテーションを強いられ、疲労がたまっていたのも響いた。23年は前哨戦を使わず、
香港C(7着)からの直行ローテを選択。早めに帰厩し、じっくりと調整を重ねて「順調に(状態が)上がってきているよ」と狙い通りの過程を踏んでいる。
中距離戦線のトップを走る
イクイノックスや
ドウデュースは、ドバイ遠征のため不在。「今回は同型も少ないからね」と指揮官。勝機が拡大したここで、念願の初G1タイトルを手にする。
提供:デイリースポーツ