3月19日に阪神競馬場で行われる
阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)。3連覇を目指す
ディープボンドや昨年の
菊花賞2、3着馬の
ボルドグフーシュと
ジャスティンパレスも参戦する。
強力メンバーが揃った一戦だが、出走予定メンバーの中で紅一点の
メロディーレーンに注目したい。同馬は
JRA史上最軽量となる338kgの馬体重で勝利したことなどから、競馬ファンではお馴染みの
アイドルホース。これまで重賞は5着が最高着順だが、今回の距離と臨戦過程は追い風となりそうだ。
メロディーレーンのこれまでの成績は[4-0-3-23/30]。だが、芝2400m以上の成績を抽出すると{4-0-2-13/19}となり、長距離適正の高さを伺わせる。
また、同馬の臨戦過程にも注目だ。芝2400m以上かつ前走からの間隔が2か月以上の場合、[3-0-1-5/9]となり、複勝率は44%にまで上昇する。馬券圏内を外した5回の中でも、20年
阪神大賞典5着や22年ステイヤーズS5着などの実績があり、今回は
メロディーレーンにとって打って付けの舞台だろう。
ディープボンド・
ボルドグフーシュ・
ジャスティンパレスの3強は強力だが、得意条件のここならば
メロディーレーンがその一角を崩す場面があっても不思議ではない。