今日、ロンシャン競馬場では、オルフェーヴル&キズナの出走するレース以外にも注目するレースがあります。
続くレースは、フォワ賞(G2)の直前の 5R:ヴェルメイユ賞(3歳以上牝馬G1 芝2400m)です。出走頭数は10頭でした。
3歳以上の牝馬の戦いです。今年の見所は、6月の仏オークス(仏G1)で2着に4馬身差をつける圧勝を遂げた無敗のトレヴ[Treve](牝3)が、圧倒的1番人気で迎えそれを倒す候補が出るかどうか焦点でした。
レースは、意外な形で始まった。ヴィーナスデミロ[Venus de Milo](牝3)(G?2戦連続2着)が内枠から逃げる。その後にワイルドココ[Wild Coco](牝5)(重賞2連勝中)が外から逃げ馬に並びかける2番手。
他の馬は、馬群に入れて折り合う展開。
坂の頂上を過ぎても全体は、約5馬身以内に固まる展開。動いたのは、残り600m。2番手のWild Cocoが逃げ馬を交わして直線先頭に立つ。
叩き合いは、逃げ粘るWild Cocoだったが、それを馬群を捌き、圧巻の瞬発力見せたTreveが交わして快勝を遂げました。
2着は、残り600m先頭に立ったWild CocoがKeep。3着は、タッサデイ[Tasaday](重賞3勝)。古馬の最上位人気のロマンティカ[Romantica](牝4)(前走、ジャンロマネ賞(G1)優勝馬)は、伸びず7着に敗退しました。
勝ったTreveは、6月の仏オークス(G1)に続くG1連覇。これで4戦無敗となりました。
また、2着に健闘したWild Cocoは、実は(!)日本人関係者が所有している馬です。その関係者は、ケイアイF(ロードカナロア等を生産)です。
勝ったTreveの血統は、父:Motivator、母:Trevise(by Anabaa)。
血統表URL:http://www.pedigreequery.com/treve3
【追記】ネタ元URLは、このレースの結果一覧表です。
- ネタ元のURL
- http://www.paris-turf.com/toutes-les-courses/reunion-du-2013-09-15-a-longchamp/qatar-prix-vermeille-863350