25日(土)にドバイのメイダン競馬場で行われた
ドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)は、最初のコーナーの入り口で先頭に立った日本の
イクイノックスが後続を突き放して優勝した。勝ちタイムは2分25秒65のレコード。騎乗していた
クリストフ・ルメール騎手は2006年の
ハーツクライ以来、17年ぶり2度目の制覇。
シャフリヤールは5着、
ウインマリリンは6着だった。
レース後の関係者のコメント
1着
イクイノックス(
木村哲也調教師)
「日本のファンの皆様の期待に応えられて、本当にほっとしています。
イクイノックスは、環境の変化に戸惑いを見せながらも日ごとに頑張ってくれて、今日に至るまで良い状態でこられたと思います。また日本に戻って元気な姿を見せられるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」
(
クリストフ・ルメール騎手)
「最高の馬だとわかっていましたし、逃げることができて良かったです。関係者の皆様に感謝します。
ハーツクライで
ドバイシーマクラシックを勝ってから随分と経ちますが、彼は2週間前にこの世を去ってしまいました。今日は勝って彼を追悼することができたので、
イクイノックスにとても感謝しています」
5着
シャフリヤール(藤原和男調教助手)
「ゲート内で待たされて
テンションがあがり、ポジションを取りに行ったのですが、最後はしんどかったです」
(C.デムーロ騎手)
「少しスタートが遅く、中団後方からになりました。外を回りたくなかったので、ロスなく運びましたが、去年ほどの反応はありませんでした」
6着
ウインマリリン(
手塚貴久調教師)
「完敗です。スタートは出てくれて良いポジションは取れたのですが、ペースが上がるにつれて余力がなくなっていきました。直線に向いた頃には少し一杯になっていましたが、その割には頑張ってくれたと思います。
6着という結果は残念ですが、メンバーが強力でしたので、彼女なりに力を出し切ってくれたのではないでしょうか。
精神的にも大人になってどっしりとしてきましたし、もう一花咲かせて欲しいと思うので、応援していただければ幸いです」
(
D.レーン騎手)
「ラチ沿いで上手く進められましたが、最後はあまり伸びませんでした。いずれにせよ、
イクイノックスが強すぎました」
(
JRA発表のリリースによる)
ラジオNIKKEI