昨年の覇者の
ポタジェ(牡6、栗東・
友道康夫厩舎)が
大阪杯(4歳上・GI・阪神芝2000m)で史上初の連覇に挑む。
GI昇格以前も含め、今年で67回目を迎える伝統の一戦だが、意外にも連覇は一度もない。近年を振り返ると、前年の勝ち馬は13年
ショウナンマイティ、15年
キズナ、22年
レイパパレが2着、17年
アンビシャスは5着だから、惜敗が目立つ。
ポタジェは昨年の
大阪杯を制して以降、5戦連続で6着以下。しかしながら、前走の
金鯱賞は見せ場があった。中団追走から直線で一旦は伸びそうな雰囲気を出して、0秒6差の6着。しかも当時はプラス6kgの数字通り、先を見据えた仕上げだったから、一定の評価ができる。休み明け2戦目で狙い通り、大目標の一戦へ。得意の上がりがかかる展開になれば、アッと驚く復活劇があっても驚けない。