斉藤崇史厩舎が
大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)に3頭出しで挑む。
大将格は昨年の
最優秀4歳以上牝馬の
ジェラルディーナ(牝5)で揺るがない。
エリザベス女王杯でGI初制覇を果たすと、続く
有馬記念でも3着に健闘。牡馬にまじっても現役トップクラスの能力を持っている。
これに続くのが一昨年の
ホープフルS覇者の
キラーアビリティ(牡4)で、前々走の
中日新聞杯では2つ目の重賞タイトルを手にしている。続く前走の
京都記念は5着に終わったが、結果的に距離が長かったのかも。4戦3勝の2000mに戻れば、巻き返しが期待できる。
もう1頭が前走の
小倉大賞典で重賞初制覇を決めた
ヒンドゥタイムズ(セ7)。実績では見劣るが、去勢手術から復帰した昨夏以降の充実ぶりは目を見張る。一気の相手強化となるが、決してノーチャンスではないはずだ。
JRA・GIでの同一厩舎ワンツーは00年以降に限っても8回あるが、ワン
ツースリーとなれば史上初。重賞まで広げても、84年の
グレード制導入以降では92年のダイヤモンドS(小林稔厩舎)の1回しかない。大偉業達成となるか、注目したい。