阪神11Rの第67回
大阪杯(4歳以上GI・芝2000m)は2番人気
ジャックドール(
武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒4(良)。ハナ差の2着に1番人気
スターズオンアース、さらにクビ差の3着に10番人気
ダノンザキッドが入った。
ジャックドールは栗東・
藤岡健一厩舎の5歳牡馬で、父
モーリス、
母ラヴァリーノ(母の
父Unbridled's Song)。通算成績は14戦8勝。
レース後のコメント
1着
ジャックドール(
武豊騎手)
「良いスタートが切れれば先手を取りたいと思っていました。1,2コーナーで少し力みかけましたが、そこは馬が理解してくれて、良いペースで行けました。その後、良い形で直線に向きましたが、強い馬たちが相手ですからね。足音も聞こえてきて冷や冷やしましたが、なんとか頑張ってくれました」
2着
スターズオンアース(C.
ルメール騎手)
「良いスタートを切れましたが、後ろになってしまいました。良いレースはできて、ラストは脚を使っていますが、2400mの馬かもしれません。跳びが大きく、直線ももう少し長い方が良いと思います」
3着
ダノンザキッド(
横山和生騎手)
「悔しいです。枠的にもできることはここまでだったかもしれません。与えられた枠でやるしかないですからね。ゲートはコンタクトを取らせてもらって、練習よりも良かったですし、返し馬から雰囲気が良く自信を持って行きました。もう少しでした」
4着
マテンロウレオ(
横山典弘騎手)
「負けただけです。(この馬は)最高の競馬をしてくれました」
5着
マリアエレーナ(
浜中俊騎手)
「内枠だったのでポジションを取ろうと思いましたが、馬場は良いのですが少しボコボコするところがあり、小柄なこの馬としてはスタートして2,3完歩でスピードに乗り切れませんでした。3コーナーでも少しノメる形になりました。それでも内をまわりながら5着まで来てくれました。頑張って力を見せてくれました。小倉で良いパフォーマンスを見せたように、理想は軽くて平坦な馬場が良いと思います」
6着
ジェラルディーナ(
岩田望来騎手)
「もう一つ二つ前のポジションが欲しかったです。ゲートを出てからある程度出していきましたが、少し
バランスを崩す場面がありました。あとはリズム重視で運ぶため、後ろからになりました。スペースを見つけてからはジリジリ伸びてくれただけに、位置取りが位置取りなら際どかったと思います」
7着
ヒシイグアス(
松山弘平騎手)
「気負いもなく、スタートも良く、良いポジションでしっかり流れに乗ってくれました。勝負所で少し手が動いて、最後は苦しくなってしまったと思います。状態は返し馬から良く、十分やれるのではないかという感触がありました。結果的に最後伸び切れませんでした」
8着
ノースブリッジ(
岩田康誠騎手)
「完璧に折り合いもついていました。GIIとGIの壁なのか......。もっと激しい脚が必要なのか......。まだ始まったところなので(この馬に関して)批判することはありません」
9着
ヴェルトライゼンデ(
川田将雅騎手)
「具合良くレースを迎えられたと思います。今日に関しては精一杯頑張った結果ということですね」
11着
ラーグルフ(
戸崎圭太騎手)
「もう少しポジションを取りたかったです。進路がスムーズに開かず、探しながらでした。また改めて力をつけてですね」
13着
キラーアビリティ(
団野大成騎手)
「勝った時に比べるとメンバーが強く、ペースも速かったです。折り合いはついていましたが、もう少し抱えて、掛かったぐらいの方が終い来るのかもしれません。終いはジリジリ来ていましたが、もう少し馬群の中で集中させて走らせるほうが良いと思いました」
14着
ワンダフルタウン(
和田竜二騎手)
「ゲートでぶつけられてトモを滑らせてしまいました。走りは良かっただけに、どこかで巻き返したいですね」
15着
ノースザワールド(
北村友一騎手)
「もう少し食らいついていければと思いました。時計もペースも速く、その中で馬自身は良い経験をできたと思います」
ラジオNIKKEI