◆第83回
皐月賞・G1(4月16日、中山・2000メートル)
トップナイフ(牡3歳、栗東・
昆貢厩舎、父
デクラレーションオブウォー)が初タイトルをゲットする。同舞台の
ホープフルS、報知杯
弥生賞と続けて2着。重賞未勝利だが、このメンバーでも戦える力は示してきた。「久々の前走は力んでいましたが、使ったことでガス抜きもできた。高いレベルで安定しています」と黒羽根助手も仕上がりに納得の表情を浮かべる。
すでにメンバー最多の8戦を消化。昆厩舎らしく実戦を使われつつ、成長を遂げてきた。多頭数でト
リッキーなコース形態のこの舞台では、その経験が大きな武器になる。「逃げても番手でも。どこからでもレースできるのが強み。ほんのちょっとの運が向いてくれれば」と同助手も願う。6戦連続コンビとなる
横山典弘騎手の巧みな手綱さばきで、今度こそ先頭でゴールを駆け抜ける。
スポーツ報知