阪神11Rの第28回
アンタレスステークス(4歳以上GIII・ダート1800m)は1番人気
プロミストウォリア(
鮫島克駿騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒5(重)。半馬身差の2着に4番人気
ヴァンヤール、さらに2馬身差の3着に2番人気
キングズソードが入った。
プロミストウォリアは栗東・
野中賢二厩舎の6歳牡馬で、
父マジェスティックウォリアー、
母プロミストスパーク(母の
父フジキセキ)。通算成績は8戦6勝。
レース後のコメント
1着
プロミストウォリア(
鮫島克駿騎手)
「(勝つ事が出来て)ほっとしています。内の
メイショウカズサがハナに行くかも、と思いましたが、スタート次第でハナに行っても2番手でもと思っていました。とにかくリズム良く運ぶことだけ考えていました。人気している立場でしたが、自分のリズムだけは意識していました。
ある程度速いペースで、ラップを刻んでいたので、終いもしっかり動いているというより、他の馬の体力を削ぎ落としていければと考えていました。こちらも苦しかったですが、交わされる感じではなかったです。
スタートから速いペースで、最後まで走り切ってくれるのが強みだと思います。乗りやすいし、レースの主導権も取る事ができます。チャンスを活かすことが出来て良かったです」
2着
ヴァンヤール(
荻野極騎手)
「前が流れていましたが、リズム良く運べました。ラストも脚はしっかり使ってくれました。あと少しのところまで来ていますし、ここまで仕上げてくれた厩舎に感謝したいです」
3着
キングズソード(
岩田康誠騎手)
「枠順の差ですね。もう少し内なら、もっと際どかったと思います。乗りやすい馬で、重賞でも絶対に勝ち負けできる力を持っていると思います」
4着
パワーブローキング(
大野拓弥騎手)
「初めての重賞でしたが、馬群の中でも我慢して走っていましたし、最後もしっかり脚をつかってくれました。まだ4歳馬で、これから良くなると思います」
5着
カフジオクタゴン(
吉田隼人騎手)
「あの馬(
プロミストウォリア)を負かすならついていかないとと思っていましたが、ペースが流れて最後は苦しくなりました。こういう競馬をして力をつけてくれればと思います」
6着
ケイアイパープル(藤岡康太騎手)
「スタートは出てくれましたが、流れが速すぎました。先行する形での速いペースであれば頑張れるのですが、きょうのような揉まれる形だと終始促しどおしになってしまいます。それでも一瞬は脚を見せてくれたように、頑張ってくれています」
8着
ゴールドハイアー(
和田竜二騎手)
「スタートも良く、内を捌いて良い競馬をしてくれました。速い時計でも最後まで頑張ってくれました」
11着
キタノリューオー(
松若風馬騎手)
「ペースも速く時計も速かったです。馬場も向かなかったです」
ラジオNIKKEI