◆第167回
天皇賞(春)・G1(4月30日、京都競馬場・芝3200メートル)
日経賞9着からの反撃を期す昨年の
菊花賞馬
アスクビクターモア(牡4歳、美浦・
田村康仁厩舎、
父ディープインパクト)が、上昇気配を示している。
前走後は在厩で調整している。21日の1週前追い切りでは、新コンビの
横山武史騎手が乗り、美浦・Wコース単走でパワフルな動きを披露。5ハロン64秒7ー11秒5の好時計をマークしている。鞍上も「柔軟性がすごい」と絶賛したが、ひと叩きされ確実に状態を上げてきている。田村調教師は「あれだけ動けるんだからすごいよね。
パワーがある。どちらかというと叩き良化型。鞍上もいい手応えをつかんでくれたし、また違った
アスクビクターモアの走りを見せてくれるんじゃないかな」と反撃態勢を整えている。
スポーツ報知