◇G1・
ヴィクトリアマイル(2023年5月14日 東京芝1600メートル)
ソダシの連覇の夢は散った。残り10メートルを切っても、まだ
ソダシは先頭だった。人気を分け合った外
スターズオンアースを驚異の粘り腰で抑え込む。しかし、ゴール寸前、内から強襲してきた
ソングラインに頭差で屈した。レーンは「折り合いがついて、直線の手応えも凄かった。
ソダシは全てを出し切ってくれた」。相棒を称えつつ唇をかんだ。
大外枠からスタート後、内に斜行しながら番手を確保(
クリノプレミアム、
ナムラクレア、
ナミュール、
ルージュスティリアの被害馬4頭でレーンに過怠金5万円)。逃げた
ロータスランドを自ら捉えにいった。その分、白い馬体はラ
イバルの目標となった。
須貝師は「頑張ってくれたけど相手を褒めるしかない」と勝ち馬を称えた。脚元に問題がなければ、中2週で
安田記念(6月4日、東京)へ向かう予定。師は「これだけ長く休んだのは初めてだから。次、頑張ります」とG14勝目へ前を向いた。
引き揚げてきた
ソダシ自身は2着の枠場に入るのをためらうように見えた。白毛の女王には1着が似合う。
スポニチ