「
オークス・G1」(21日、東京)
別路線から
桜花賞馬に挑戦状をたたき付ける。フ
ローラS覇者
ゴールデンハインドは17日、美浦Wで6F82秒1-37秒7-11秒6を計時し、
ラヴォラーレ(5歳3勝クラス)と併入。6Fで3馬身追走し、最後まで馬なりのままで素軽い動きを見せた。菅原明が「とてもいい動きで元気いっぱい」と感触を伝えると、武市師も「最後まで集中していい動きでした」と合格点を与える。大舞台を前に、状態面に抜かりはない。
前走は鮮やかな逃げ切りV。持ち味のスタミナを最大限に発揮した。今回は当然、相手が強化されるが、「自分の競馬をするだけです」と鞍上は前を向く。逃げも含めた先行策しか考えていない。
21年は同じ
ゴールドシップ産駒で同馬主の
ユーバーレーベンが、単勝1・9倍の支持を受けた
ソダシなどを破ってVをつかんだ。23年も個性派の素質馬が、ジャイアントキリングを起こすかもしれない。
提供:デイリースポーツ