3歳牝馬クラシック第2ラウンド「第84回
オークス」は
桜花賞から800メートル距離が延び、過酷な条件で争われる。府中の長い直線で、底力が問われる一戦だ。
G1・2勝馬
リバティアイランドの実績を尊重する。前走・
桜花賞はスタートで出遅れ、道中15番手を追走。2、3着馬が好位でそつなく立ち回ったのとは対照的に、大外を回る距離ロスもありながら、次元の違う末脚で豪快に差し切った。昨年7月の新潟芝1600メートルの新馬戦は上がり3F31秒4とケタ違いの決め手でV。現3歳世代屈指の決め手を秘めている。デビューから4戦は抑える競馬に徹しており、距離への対策はしっかりと施されている。
桜花賞後は放牧でリフレッシュ。中間はエキサイトし過ぎないよう、ソフトな調整で態勢を整えてきた。同じ
ドゥラメンテ産駒で昨年の当レースを制した
スターズオンアースに続く、2冠制覇は濃厚だろう。馬単(5)→(1)、(6)、(9)、(10)、(12)、(14)、(16)。
スポニチ