◇G1・
オークス(2023年5月21日 東京芝2400メートル)
牝馬3冠の第2弾「
オークス」は、
桜花賞に続いて
リバティアイランド(牝3=中内田)が制し、2冠を達成した。勝ち時計は2分23秒1。
中団のインでレースを進めると、直線ではラ
イバルを突き放して6馬身差をつける大楽勝だった。
リバティアイランドは父
ドゥラメンテ、
母ヤンキーローズ(母の父オールアメリカン)の血統で通算5戦4勝。G1は
阪神ジュベナイルフィリーズから3連勝とした。
騎乗した川田は
JRA・G1通算23勝目。「リズム良く走ることができました。東京への輸送もあり、
桜花賞を使ったこともあり、
テンションがだいぶ上がっている状況もありましたので、なんとかなだめながら『まだだよ』ということを伝えながら、というところでした」とし、「この馬に関わる僕以外の方々がとても神経をすり減らし続けたと思いますし、僕は最後のレースでの手綱であったり追い切りで少しまたがるだけですので。日々のみなさんの積み重ねのもと、この子がたくさんのことを学び、2冠馬までなってくれたことをホっとしています」と胸を張った。
中内田師は同7勝目を挙げた。
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オークス 牝馬3冠の第2弾。1938年秋に芝2700メートルの「阪神優駿牝馬」が創設され、46年から東京芝2400メートルの「優駿牝馬」に。秋から春に移行は53年。
桜花賞との2冠制覇は昨年の
スターズオンアースまで16頭いる。
スポニチ