「
オークス・G1」(21日、東京)
圧倒的な1番人気を背負った
川田将雅騎手騎乗の
リバティアイランドが圧勝で、
桜花賞に続く牝馬クラシック2冠を達成した。2着に
ハーパー、3着に
ドゥーラ。勝ちタイムは2分23秒1(良)。3連単は3万4140円。
川田は「リズム良く走ることができました。何より東京への輸送もあり、
桜花賞を使ったこともあり、
テンションがだいぶ上がっている状況もありましたので、そこを何とかなだめながら、“まだだよ”ということを伝えながらというところでした。この馬に関わる僕以外の方々がとても神経をすり減らし続けたと思いますし、僕は最後のレースで手綱であったり、追い切りで少しまたがるだけですので、日々の皆さんの積み重ねのもと、この子がたくさんのことを学び、2冠馬までなってくれたことにホッとしています」と安どの表情。
17日、最終追い切り後の共同会見で“ゲートを出るまで歓声の我慢を”と異例の呼び掛けをした件にも触れ、「発走の時に2秒ちょっと待ってほしいとお願いしましたが、そのおかげで安全なスタートを切ることができましたし、とてもありがたく思いました」とファンに感謝。最後の直線については「(エンジンの掛かりは)今までと大きく違うというわけではなかったですが、今後のためにも、ここは2400メートルをしっかり走り切って、どれほど走れるのかということを試したかったので、差がつくことは分かりましたけど、動きを求めてみました」と振り返った。
提供:デイリースポーツ