◆第28回
マーメイドS・G3(6月18日、阪神・芝2000メートル=良)
4~6歳の牝馬13頭によって争われ、
西村淳也騎手が手綱を執った
ビッグリボン(5歳、栗東・
中内田充正厩舎、父
ルーラーシップ)が1番人気に応えて重賞初勝利を挙げた。勝ち時計は1分58秒5。17年の
菊花賞馬
キセキの全妹(父
ルーラーシップ、
母ブリッツフィナーレ)にあたる。
3/4馬身差の2着は3番人気で連覇を狙った
ウインマイティー(
和田竜二騎手)、3着はさらに1馬身半差で10番人気の
ホウオウエミーズ(
団野大成騎手)。2番人気
ストーリア(
坂井瑠星騎手)は4角4番手から後退し、6着ビジン(
酒井学騎手)に3馬身差の7着に終わった。
西塚洸二騎手(
ゴールドエクリプス=4着)「指示通り、
ウインマイティーをマークして運びました。折り合いも良く、いつでも行けそうな感じでしたが、仕掛けが少し早くなってしまい、コーナーも自分の技術が足りず、馬券圏内に入れませんでした」
酒井学騎手(ビジン=6着)「自分のペースで
リラックスできるポジション。道中はリズム良く運べましたが、直線まで前が頑張る展開なら違ったと思います」
坂井瑠星騎手(
ストーリア=7着)「勝ちに行ったぶんですね。3着狙いだったら、3着は取れていたと思います。勝ち馬との勝負どころのポジション争いで負けたぶん、最後に伸び負けしました」
泉谷楓真騎手(
ランスオブアース=8着)「勝ち馬の後ろにいたのですが…。精いっぱい頑張ってくれました」
菱田裕二騎手(
サンカルパ=9着)「予想以上に先行馬が多くてハイペースに。前にいる馬には、しんどい競馬になりました」
松若風馬騎手(
ヒヅルジョウ=11着)「行ければ行きたかったです。2番手で形が決まってから外から来られて、だいぶきつい展開でした」
藤岡康太騎手(
シャーレイポピー=13着)「気持ちの面が大きい馬。ブリンカーを着けてこの枠(2番)、馬場傾向も考えて先手を取れればと思っていました。上手にスタートは出てくれましたが、かなりプレッシャーがきつかったです」
スポーツ報知