◆第64回
宝塚記念・G1(6月25日、阪神競馬場・芝2200メートル)=6月19日、美浦トレセン
宝塚記念と同じ舞台の昨年の
エリザベス女王杯で12番人気ながら2着好戦した
ライラック(牝4歳、美浦・
相沢郁厩舎、父
オルフェーヴル)が再度の激走ムードを漂わせる。
14日の1週前追い切りでは、ウッドコースを3頭併せで5ハロン65秒8―11秒4マークし、余力十分に併入。程よい気合い乗りで馬体もふっくら見せ、好状態をうかがわせた。
相沢調教師は「相変わらず時計は出ているし、追い切り後も状態はいいですよ。前走も仕上がりは良かったけど位置取りが全てだった。ゲートを出たなりの位置で我慢して、去年の
エリザベス女王杯のイメージでしまいの脚をしっかり生かせれば。雨が降って持久戦になるのは歓迎だし、実績のある阪神で巻き返してほしいね」と期待を寄せた。
スポーツ報知