現地時間7日、仏・ロンシャン競馬場で行われたアベイユドロンシャン賞(2歳上、仏G1・芝1000m)は、P.スマレン騎手騎乗の2番人気
ベンバウン Benbaun(セン6、英・ウォレス厩舎)が、メンバー中唯一の2歳馬で1番人気に推されたキングスゲートネイティヴ
Kingsgate Nativeに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは56秒70(稍重)。さらに2馬身差の3着には昨年の勝ち馬デザートロード
Desert Lordが入った。
勝った
ベンバウンは、
父ストラヴィンスキー、
母Escape to Victory(
その父Salse)という血統の愛国産馬。これまでにフライングファイブ(愛G3)を3連覇しているほか、昨年は日本でも出走し、
スプリンターズS(GI)で5着。
香港スプリント(香G1)でも3着に入り、昨年のグローバルス
プリントチャレンジでは
テイクオーバーターゲット Takeover Targetに次ぐシリーズ2位だった。今回がフライングファイブ、
ルネサンスS(愛G3)に続く3連勝でのG1初制覇となった。通算成績35戦12勝(重賞6勝)。