シルクホースクラブより、
アーモンドアイの2022が同クラブ史上最高額で募集されることが発表され、話題を集めている。募集総額は2億4000万円(500口×48万円)。大きな期待と注目を集めることになるが、まずは無事にデビューを迎えて欲しい。
だが、
アーモンドアイの2022の募集総額も一口クラブ全体で見れば歴代6位。過去には、同馬をはるかに凌ぐ金額で募集された馬も多数いるので紹介したい。
募集総額ランキングTOP10は以下の通り。
※左から順位、馬名、募集総額
1位
テンカハル 3億3000万円(5000口×6.6万円)
2位
ダブルアンコール 3億2760万(10000口×3.28万円)
3位
キタノコマンドール 3億178万(9932口×3.4万円)
4位
エブリワンブラック 2億5052万円(9996口×2.51万円)
5位
ラヴズオンリーユー 2億4142万円(9927口×2.43万円)
6位
アーモンドアイの2022 2億4000万円(500口×48万円)
7位
ブレイブライオン 2億3000万円(5000口×4.6万円)
8位
サムライハート 2億2000万円(40口×550万円)
9位
ファイナルドリーム 2億1780万円(10000口×2.18万円)
10位
ユニコーンライオン 2億円(400口×50万円)
10位
ダンシングオン 2億円(40口×500万円)
全クラブの中でトップなのは、
ライオンレースホースの現役馬
テンカハル(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)。同馬はきょうだいに重賞4勝馬
ルージュバックや
大阪杯覇者
ポタジェがいる。だが、本馬の募集が開始されたのは
ポタジェがまだ条件馬だった頃で、歴代1位は少々驚いた方もいるだろう。
他に目を引くところでは、DMMドリームクラブの馬が5頭ランクインした。
エブリワンブラックは
キタサンブラックの全弟、
ラヴズオンリーユーは
ドバイターフ覇者
リアルスティールの全妹。他の3頭含め何れも超良血馬ばかりで、2億円〜3億円という超高額で募集されたのもうなずける。
だが、こうしてTOP10に入った馬を見てみると、重賞を勝っているのは
ユニコーンライオンと
ラヴズオンリーユーのみ。GIタイトルを手にしたのは後者のみで、高額馬といえども活躍するのは容易いことではない。実際、回収率TOP5を見ると一口数万円の比較的お手頃な馬が3頭ランクイン。果たして
アーモンドアイの初仔は、傾向を覆して活躍出来るだろうか。
【回収率TOP5】※左から順位、馬名、回収率、一口価格
1位
クロノジェネシス 8097.3% 35万円
2位
アーモンドアイ 5226.3% 6万円
3位
ローレルゲレイロ 5772.6% 5万円
4位
エスポワールシチー 5047.3% 2.4万円
5位
ドリームジャーニー 4521.3% 50万円