中京11Rの第59回
CBC賞(3歳以上GIII・芝1200m)は7番人気
ジャスパークローネ(
団野大成騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒2(良)。半馬身差の2着に8番人気
サンキューユウガ、さらに2馬身差の3着に4番人気
スマートクラージュが入った。
ジャスパークローネは栗東・
森秀行厩舎の4歳牡馬で、父
Frosted、
母Fancy Kitten(母の父
Kitten's Joy)。通算成績は13戦5勝。
レース後のコメント
1着
ジャスパークローネ(
団野大成騎手)
「芝の馬場はずっと前残りだったので、脚質は合うと思いましたし、テンに出てからのスピードもあるので、逃げようと思っていましたが、予想以上に楽に逃げることができました。マイペースで行けたのが一番良かったと思います。
レース前は、ペースのことは考えずに、自分と馬とのコンタクトだけを気にしていたのですが、調教に乗った時にも溜めて切れる感じでも無かったので、気分良く行かせた方がいいと思いました。2着馬が近くまで来ていて、どうかと思いました。
一回、直線で内側にヨレてしまうところもあったのですが、それでもそこからもう一度根性を出して、最後まで踏ん張ってくれたので、馬を称えてあげたいと思います。
今回抜擢してもらえてうれしく思いましたし、馬主さんや調教師さんや厩舎サイドを含め、携わった方々に感謝したいと思います。ここを勝ってくれたことで選択肢も広がると思いますし、先々も楽しみな内容だったのではないかと思います」
2着
サンキューユウガ(
松山弘平騎手)
「今日は枠も良くスタートも決まって、取りたいポジションでレースを運べました。しっかり最後まで伸びてくれて、力強い競馬をしてくれました」
3着
スマートクラージュ(
岩田望来騎手)
「ゲート、道中と雰囲気は良かったです。後は直線の進路取りで上位2頭との差がつきました。そこを迷ってなかったら際どかったのではないかと思います。今日はいい内容で走れました。このレースが今後に活きてくればと思います」
4着
トゥラヴェスーラ(藤岡康太騎手)
「今日の馬場傾向を考えていつもよりも少し位置を取りに行くイメージで運びました。その中でも道中溜めが利いてリズム良く走れました。追い出してからもしっかり反応してくれました。
高速決着の分苦しくなりました。でもいつもとは違う形の中、良く頑張ってくれました」
5着
タイセイアベニール(
和田竜二騎手)
「いい枠でスタートを決めてやりたい競馬が出来ました。最後も良く差を詰めています」
6着
エイシンスポッター(角田大河騎手)
「前が止まりませんでした。状態面は変わらずに来ていた中で、4コーナーで気合いをつけつつ、直線はこの馬の操縦性と瞬発力にかけました。(勝ち馬には)逃げられているので...また立て直してこの馬と共に頑張ります」
9着
マッドクール(
坂井瑠星騎手)
「3番手からスムーズな競馬ができましたが直線に向く頃には手応えが無くて、最後は脚が上がってしまいました」
ラジオNIKKEI