◆第28回
プロキオンS・G3(7月9日、中京・ダート1400メートル、稍重)
15頭立て(
シャマルは競走除外)で争われ、2番人気の
ドンフランキー(牡4歳、栗東・
斉藤崇史厩舎、
父ダイワメジャー)が
池添謙一騎手を背に、ハナを奪うと、1番人気の
リメイク(
川田将雅騎手)の追い上げを首差で退け、京都競馬場グランドオープン記念に続く2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ち時計は、1分23秒0。
6馬身離れた3着は
オメガレインボー(
藤岡佑介騎手)だった。
西村淳也騎手(
エルバリオ=4着)「いいポジションをとれました。外から来られて伸びてくれましたし、着実に力をつけています。今後が楽しみです」
太宰啓介騎手(
メイショウテンスイ=5着)「2番手につけられました。勝ち馬が強くて離れましたが、早めに手応えがなくなったわりに二枚腰を使ってくれて、力はありますね」
酒井学騎手(
メイショウダジン=6着)「スタートして思ったより進まず、できれば
リメイクを見ながら行きたかったんですが、切り替えて馬の後ろにはめてからは抱えるところがありました。じりじりと、しっかり脚を使ってくれていますが、スッと動けないぶんですね。行き脚がつくようになれば、重賞でもやれると思います」
藤岡康太騎手(
オーヴァーネクサス=7着)「道中は
バランスを整えつつ、手応え良く運べました。追い出して反応していますが、ギアが上がりそうで上がらないままでした。その中でも脚は使っています」
菱田裕二騎手(
アティード=8着)「前が止まらない馬場でした。先生からは『スタートが決まれば前めで』と言われていました。駐立良く、スタートも決まったので勝ちに行く競馬をしました。1200メートルがベストなので脚は上がりましたが、内容は良かったです」
角田大河騎手(
イフティファール=9着)「スタートよく、勝ち馬について行ければと思っていました。初めての重賞でもよくついて行けました。しぶとく脚を使うので、できれば好位で運びたかったです」
水口優也騎手(
フルム=10着)「2走前のイメージで中団につけようと思っていましたが、ゲートで挟まれてリズムが悪くなりました」
荻野極騎手(
ブルベアイリーデ=11着)「ブリンカーをつけて、ずっと集中していました。4角から少し脚いろがしぶって手応えが悪くなりましたが、いい馬です」
藤懸貴志騎手(
ケイアイターコイズ=12着)「自分の形でこその馬。悪くないスタートでしたが、周りが速くて行ききれなかったのがすべてです」
中井裕二騎手(
ロイヤルパールス=15着)「たたいて中身は戻ってきていますが、身体的にまだでした」
スポーツ報知