3冠牝馬
メジロラモーヌなどでG1級レース6勝を挙げた元
JRA調教師の奥平真治(おくひら・しんじ)氏が10日、病気のため死去した。86歳。青森県出身。通夜は17日午後6時、葬儀・告別式は18日午前11時から、いずれも東京都府中市浅間町1の3、府中の森市民聖苑・第三式場=(電)042(367)7788=で。喪主は妻文子(ふみこ)氏。
調教助手を経て71年に開業。73年
有馬記念を
ストロングエイトで優勝すると、86年には
メジロラモーヌで史上初の牝馬3冠(
桜花賞、
オークス、
エリザベス女王杯=当時)を制覇。91年
宝塚記念を制した
メジロライアン、同年
菊花賞馬
レオダーバンなども管理した。70歳で定年引退した07年2月までに
JRA通算816勝、同重賞49勝を挙げた。
▼岡部幸雄氏(
レオダーバンの主戦騎手)年下の騎手の声にもよく耳を貸してくれる人だった。
トップダウンではなく、下からの意見やアイデアを取り入れてくれた。
メジロアルダン(88年ダービー2着)でもお世話になった。心からご冥福をお祈り申し上げます。
スポニチ