土曜中京12Rの3歳上1勝クラス(ダ1200m)は再転入初戦の
シグルドリーヴァ(牝4、栗東・
佐々木晶三厩舎)が面白い。
以前の中央在籍時は5戦して2着2回、3着1回。惜しくも勝ち上がれなかったが、ほぼ未勝利卒業レベルの能力を示していた。今回は笠松からの再転入初戦となるが、注目は中間の攻め時計。6月28日に坂路で4F52秒6-1F11秒8、さらに今月12日の坂路最終追いでも4F52秒6-1F12秒1と好時計を連発しているのだ。これがもともと攻め駆けするタイプであれば過信禁物だが、そうではないから額面通りに受け取っていい。
付け加えれば血統の後押しもある。中央で走った兄3頭は
タイセイサムソンがオープン、
ラインガルーダが3勝クラス、
ショーヒデキラが2勝クラスで活躍中。ならば、
シグルドリーヴァもこのままでは終われない。以前とは一変の走りで中央初勝利を手にしてみせる。